皆様は、外壁にシーリングが使用されているケースが多いのをご存知でしょうか？シーリングが雨水を防ぐだけではなく外壁にとって重要な役割を担っております。そんなシーリングについて、代表的な構造の外壁でシーリングが使われているか、使われていないかの、ご紹介をしていきたいと思います。

まず、「サイディング」についてですが、工場で生産されたサイディングボードを現場で張り付けて作業していき完成して仕上がった

外壁がサイディングであるのですが、非常に人気があり、現在の戸建て住宅では圧倒的な割合を占めております。

そんな人気のサイディングですが、こちらの外壁については、パネルの間の目地やサッシ廻りに、シーリング（コーキング）を使用されている形となりますので定期的なシーリングのメンテナンスと定期的な監視が必要となります。

次に「ALC」ですが、ALCでは、軽量気泡コンクリートを使ったパネル状の外壁材であるのですがコンクリート内部に無数の気泡が存在するため軽いのが大きな特長であります。強度や耐火性に防音にも優れていますので総合的に耐久性があります。

この耐火構造でありますALCにもシーリングが使用されております。具体的には使用箇所としましては、パネルの間の目地やサッシ廻りに、シーリング（コーキング）を使用する形となります。

しかし外壁材自体の吸水性が高い為、雨水の浸入を防ぐためにもシーリング材の打ち替え補修は欠かせません。